Web共有フォルダー(WebDAV)の利用

お客様のWebサーバー領域の一部をWeb共有フォルダーとして公開し、あらかじめ登録した複数のユーザー間でファイル共有ができます。
Web共有フォルダーは、WebDAV という機能を利用しており、Windows のエクスプローラや、macOS の Finder から、ドラッグ&ドロップ の簡単な操作でファイル共有を行うことができます。
Web共有フォルダーは、当社コントロールパネルから簡単に利用を開始できます。
Web共有フォルダー(WebDAV)について

目次

はじめに

Web共有フォルダーの利用を開始される前に下記の事項をご確認ください。

  • 利用を開始する手順は次の通りです。

    1. Web共有フォルダーの設定をONにします。
      利用開始/停止
    2. Web共有フォルダーへのアクセスを許可するユーザーを作成します。
      ユーザー管理
      • 複数のユーザーを登録することができます。
    3. アクセスを許可するユーザーをディレクトリに設定してください。
      ディレクトリ権限設定
      • 初期状態では、『/home/アカウント名/web_folder』が登録されていますが、サブディレクトリを作成し、サブディレクトリごとにアクセスを許可するユーザーを登録できます。
      • サブディレクトリを指定しない場合は、『/home/アカウント名/web_folder』にアクセスを許可するユーザーを登録します。
  • ホームページ領域(public_html以下)をWeb共有フォルダーとして設定することはできません。
  • ディレクトリ『/home/アカウント名/web_folder』へはFTPでアクセスしないでください。FTPでのアクセスが失敗したりWEB共有フォルダーでのアクセスに影響する場合があります。
  • コントロールパネルの「ユーティリティ」でご提供している「ファイル所有権変更」でオーナー変更を実行しないでください。所有権を変更するとWeb共有フォルダーアクセスができなくなります。
  • Web共有フォルダーの利用を停止する場合は『/home/アカウント名/web_folder』配下のファイルやディレクトリはWeb共有フォルダーアクセスで削除してください。
  • WebDAVサーバー上の漢字コードは『EUC漢字コード』です。
  • WebDAVをサポートしている OS は次の通りです。

    OS 対応状況
    Windows 10 SSL接続(SSL証明書が必要です)を利用する場合のみ接続できます。
    • SSL接続を利用しない場合、デフォルトのままでWeb共有フォルダーに接続できません。
    Windows 8 SSL接続(SSL証明書が必要です)を利用する場合のみ接続できます。
    • SSL接続を利用しない場合、デフォルトのままでWeb共有フォルダーに接続できません。
    Windows 7 SSL接続(SSL証明書が必要です)を利用する場合のみ接続できます。
    • SSL接続を利用しない場合、デフォルトのままでWeb共有フォルダーに接続できません。
    macOS 対応しています。
    • 文字コードが異なりますので、Web共有フォルダー内のファイル・ディレクトリ名に日本語文字を使用しないでください。

    Web共有フォルダーへの接続方法

    ご利用中のコンピューターのOSによりWeb共有フォルダーへの接続方法は異なります。

  • Windows OS では、OS 側の WebDAV の実装が不十分なため、操作が不安定になる場合があります。また、異なるOSや異なるクライアントソフトでファイル共有を行うと、OSやクライアントソフトの相性により不具合が発生する可能性があります。複数の端末でファイル共有を行う場合は、共通のWebDAVクライアントソフトを利用することをおすすめしています。
    代表的なWebDAVクライアントソフトは次の通りです。

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