Windows 10 からの WebDAV 接続

このマニュアルでは、Web共有フォルダー『/home/kir000000/web_folder』にアクセス可能ユーザー『user001』で接続する方法を例に説明します。

目次

Windows 10 からの WebDAV 接続

Windows OS では、OS 側の WebDAV の実装が不十分なため、操作が不安定になる場合があります。また、異なるOSや異なるクライアントソフトでファイル共有を行うと、OSやクライアントソフトの相性により不具合が発生する可能性があります。複数の端末でファイル共有を行う場合は、共通のWebDAVクライアントソフトを利用することをおすすめしています。
代表的なWebDAVクライアントソフトは次の通りです。

Windows 10 でWeb共有フォルダー(WebDAV)に接続するには、SSL接続(SSL証明書が必要です)を利用する必要があります。
  • アクセスを許可するドメインにSSL証明書を設置してください。
  • 次のサービスプランをご利用中のお客様は、無料で Let's Encrypt のSSL証明書を利用できます。
    無料SSL(Let's Encrypt)の利用

    • マネージド専用サーバー 3シリーズ(043, 043s, 083, 083s, 123, 123s, 163, 163s)
    • マネージド専用サーバー 2シリーズ(012, 022, 042, 042s, 062, 062s, 122, 122s)
    • マネージド専用サーバー 1シリーズ(011, 021, 041, 041s, 061s, 121, 121s)
    • 専用サーバー3G 2シリーズ(102, 202, 302, 402, 602, 602-SSD, 702, 702-SSD)

1.デスクトップを表示します。

デスクトップを表示

タスクバーに表示されている「エクスプローラー」をクリックします。

2.[PC] をクリックします。

リボンを展開する

リボンを展開をクリックし、[リボン]を展開します。

3.[リボン] が表示されます。

ネットワークの場所の追加

ネットワークの場所の追加」をクリックします。

4.[ネットワークの場所の追加ウィザード] が表示されます。

ネットワークの場所の追加ウィザードを開始する

次へ」をクリックします。

5.ネットワークの場所を作成する場所を指定します。

ネットワークの場所を作成する場所を指定する

カスタムのネットワークの場所を選択」を選択し、「次へ」をクリックします。

6.ネットワークのアドレスを指定します。

ネットワークのアドレスを指定する

次の項目を入力します。

インターネットまたはネットワークのアドレス Web共有フォルダーのネットワークアドレス
https://アクセスを許可するドメイン/web_folder
  • Windows 10 でWeb共有フォルダー(WebDAV)に接続するには、SSL接続(SSL証明書が必要です)を利用する必要があります。
  • アクセスを許可するドメインのSSL証明書を設置していない場合、Web共有フォルダーに接続できません。
  • このマニュアルでは、『https://www.example.com/web_folder』に接続します。

入力が完了したら「次へ」をクリックします。

7.認証ダイアログが表示されます。

ユーザー名とパスワードを入力

次の項目を入力します。

ユーザー名 アクセス可能ユーザーとして登録されているユーザー名
パスワード ユーザーのパスワード
資格情報を記憶する チェックを入れます

入力が完了したら「OK」をクリックします。

8.ネットワークの場所の名前を指定します。

ネットワークの場所の名前を指定する

次の項目を入力します。

名前 任意の名前

入力が完了したら「次へ」をクリックします。

9.ネットワークの場所が作成されると、ネットワークの場所の追加ウィザードは完了です。

ネットワークの場所の追加ウィザードの完了

完了」をクリックします。

10.接続が完了すると、Web共有フォルダー が表示されます。

Web共有フォルダー

通常の Explorer の操作と同じように、ドラッグ&ドロップでファイル転送ができます。

次回からは、[PC]から簡単に接続できます。

Web共有フォルダー

Windows OS では、OS 側の WebDAV の実装が不十分なため、操作が不安定になる場合があります。その場合は、WebDAVクライアントソフトの利用をおすすめしています。
代表的なWebDAVクライアントソフトは次の通りです。

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