他社からのメールサーバー移転ガイド

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STEP3.メールソフトに当社メールサーバーからの受信設定を追加

メールソフトに当社メールサーバーから「info@example.com」を送受信するための設定を追加します。

当社サーバーにドメイン設定とデータ移行

1.メールソフトに、「移行元メールサーバーでの送受信設定」とは別に、「当社メールサーバーでの送受信設定」を追加します。
移行元メールサーバーと当社メールサーバーの2種類の送受信設定を登録しておくことで、後の手順のDNS情報の切り替え期間中も取りこぼしなく受信できます。

個別のメールソフトの設定方法に関しましては メールソフトの設定をご参照ください。

メールアドレス 設定したメールアドレス
例)info@example.com
アカウント 追加したメールアカウント名
例)kir000000.info
メールパスワード メールアカウントを追加したときに設定したパスワード
受信メールサーバー お客様のPOP3サーバー名
例)m**.kagoya.netなど)
送信メールサーバー お客様のSMTPサーバー名
例)smtp.kagoya.netなど)

■メールソフトの設定で、移行元のメールサーバー名が独自ドメインのホスト名で設定されている場合

メールソフトの「移行元メールサーバーでの送受信設定」でメールサーバー名が独自ドメインのホスト名の場合、後の手順のDNS情報の切り替え後に移行元メールサーバーからの受信ができず取りこぼしが発生してしまいます。
取りこぼしを防ぐために、メールソフトの設定で、移行元メールサーバー名を、IPアドレスで設定しなおします。

設定変更例

メールソフトの設定 変更前 変更後
移行元受信メールサーバー 例)mail.example.com 例)192.0.2.1
  • mail.example.com のIPアドレスが 192.0.2.1 の場合
移行元送信メールサーバー 例)smtp.example.com 例)192.0.2.1
  • smtp.example.com のIPアドレスが 192.0.2.1 の場合

2.メールソフトに追加した「当社メールサーバーでの送受信設定」で、テストメールを受信できることを確認します。 DNS情報の切り替えまでは、「info@example.com」宛てにテストメールを送信しても、移行元サーバーでの受信となります。
そのため、メールアカウント追加時に発行される「メールアカウント名@kagoya.net」宛てにテストメールを送信し、受信できることを確認します。

また、「info@example.com」宛てにテストメールを送信した場合は、移行元メールサーバーから受信できることも確認します。

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