他社からのメールサーバー移転ガイド

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STEP4.DNS情報の切り替え

移行元ネームサーバーのDNS情報を変更します。

DNS情報の切り替え

■移行元ネームサーバーでDNSレコード設定を変更できる場合

1.移行元ネームサーバーのDNSレコード設定で、MX レコードと TXT レコードを変更します。

レコード メールサーバー名
MX レコード
dmail.kagoya.net.
TXT レコード
SPFレコードに include:kagoya.net ~all を含めます。
例) v=spf1 include:kagoya.net ~all

メールプラン エンタープライズをご利用中の場合

MXレコードには「dmail.kagoya.net.」ではなく、お客様専用の「メールゲートウェイ」サーバー名をご設定ください。

「メールゲートウェイ」サーバー名を確認するには、当社コントロールパネルで、以下の画面を開きます。

確認方法に関しては、「メールサーバー情報」をご確認ください。

変更後しばらくの間(変更前のゾーンファイルでゾーンあるいはレコードごとのTTL(Time To Live)に設定されていた時間)は古い設定情報がDNSキャッシュサーバーに残っています。その間は移行元メールサーバーにメールが届きますが、先の手順で両方のメールサーバーからの受信設定ができていれば、取りこぼしなく受信いただけます。

DNS反映時間を早める(キャッシュの保持期間を短くする)方法

DNSレコード情報を切り替える前にTTLの変更が可能であれば、TTLの値を600(秒)など短い時間に変更し、変更前に指定されていたTTLの時間が経過してから(TTLが86400と指定されていた場合は24時間後)DNSレコード情報を切り替えると、古い設定情報がDNSキャッシュサーバーから短い時間で破棄されるため、スムーズに移転できます(移転完了後、必ず TTL の値を元に戻してください)。

■移行元ネームサーバーでDNSレコード設定を変更できない場合

移行元ネームサーバーでDNSレコード設定を変更できない場合は、ドメイン登録情報のネームサーバー設定を当社ネームサーバー情報に変更することで、ウェブサーバーとメールサーバーの両方のDNS情報を同時に変更する手順になります。

ウェブサーバー移転ガイド > STEP3」、「メールサーバー移転ガイド > STEP3」まで設定を完了してから、

ネームサーバーの変更」手順にお進みください。

なお、この手順の場合、インターネット接続環境によっては、古いDNSレコード情報がDNSキャッシュサーバーに繰り返しキャッシュされてしまうことがあるため、新しいDNSレコード情報が反映するまで時間がかかる場合があります。

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