PostgreSQL のバックアップとリストア

バックアップサービスを利用することで、お客様の大事なデータをご契約中のサーバーとは別のバックアップサーバーに自動でバックアップすることができます。
バックアップサービスは、当社コントロールパネルで簡単に設定できます。
バックアップサービスについて

目次

はじめに

設定される前に下記の事項をご確認ください。

  • バックアップサービスをはじめて利用する場合は、事前にセットアップをお済ませください。

    バックアップサービスのセットアップをするには、当社コントロールパネルで、以下の画面を開きます。

    バックアップサービスの詳細に関しては、「バックアップサービス」もご確認ください。

  • バックアップの処理結果はメールで通知されます。
  • コントロールパネルからの操作で、バックアップデータから簡単にリストア(復旧)ができます。
    リストア
  • バックアップサーバーに直接FTPで接続してバックアップデータをダウンロードできます。
    バックアップサーバーへの接続
    • PostgreSQL データベースのバックアップデータをFTP接続でダウンロードする場合は、バイナリモードでダウンロードしてください。
  • ご契約中のWebサーバーにバックアップサーバーをマウント(接続)できます。
    ご契約中のWebサーバーにFTPで接続するとマウントしたバックアップサーバー内のバックアップデータをダウンロードできます。
    また、専用サーバーをご利用中の場合は、SSHで接続するとマウントしたバックアップサーバー内のバックアップデータをご契約中のWebサーバーにファイルコピーすることができます。
    いずれの場合もバックアップサーバー側のデータは読み取り専用です。
    ディスクマウント
    • PostgreSQL データベースのバックアップデータをFTP接続でダウンロードする場合は、バイナリモードでダウンロードしてください。
  • desknet's NEO 専用プランをご利用の場合は、ご契約時に「Lite」で「ユーザーデータ(desknet's NEO のファイルデータ)」と「データベース(desknet's NEO の PostgreSQL データベース)」の2つのバックアップスケジュールが自動登録されています。なお、ご利用いただける機能に下記の制限があります。
    • 「Lite」と「Pro」のどちらを選択しても、スケジュールの追加はできません。
    • バックアップサーバーに直接FTPで接続してバックアップデータをダウンロードできますが、バックアップサーバーをマウントすることはできません。
    • 世代管理をご希望の場合や、容量が10GBでは足りない場合は「Pro」に変更できます。
  • 二重にバックアップが起動した場合は、後発のバックアップが中止となりメールで通知いたします。
  • コントロールパネルからバックアップスケジュールを削除するとその時点でバックアップサーバーのデータも削除されます。
  • 共用サーバー3G・マネージド専用サーバー・専用サーバー3G・PostgreSQLプラン をご利用中のお客様のみ、バックアップサービスのバックアップ対象のデータ種別に「PostgreSQL」を選択できます。
  • 共用サーバー3Gをご利用中でデータベースサーバーの接続環境が「外部接続不可」の場合は、データベースのバックアップはできません。
    PostgreSQL のDBサーバー情報の確認方法

バックアップ

バックアップスケジュールを設定します。
どういったデータを、毎日、毎週(曜日)、毎月(日にち)のいずれの間隔で、何時にバックアップを行い、何世代分を保存しておくかといった、「スケジュール」を設定できます

1.当社コントロールパネルで、以下の画面を開きます。

2.上記リンクをクリックするとコントロールパネルのログイン画面が表示されます。

コントロールパネルにログイン済みの場合は、⇒ 手順 3. へお進みください。

当社コントロールパネル:ログイン画面

アカウント名とパスワードを入力し、ログインします。

コントロールパネル内で移動する場合は、次の操作を行ってください。

上部メニューの「バックアップサービス」から「スケジュール」をクリックします。

スケジュール

3.[スケジュール]が表示されます。

  • [セットアップ]が表示される場合は、バックアップサービスのセットアップをお済ませください。
    バックアップサービスのセットアップ
  • desknet's NEO 専用プランをご利用の場合、スケジュールは自動登録されています。⇒ 手順 6. へお進みください。
スケジュール

スケジュールが未登録の場合は、「スケジュールが登録されていません。「+追加」から登録してください。」と表示されます。
スケジュールを登録するには、「+スケジュール追加」をクリックします

4.「スケジュール」の追加画面が表示されます。

スケジュールを新規作成します。

次の項目を設定します。

スケジュール名 他のバックアップスケジュールと区別するための任意の名前を入力します。
データ種別 ラジオボタンPostgreSQL」にチェックを入れます。
バックアップ対象 バックアップするデータベースを追加します。
⇒ データベースの追加方法
実行間隔 毎日、毎週、毎月 のいずれかを選択します。
  • 毎週を選択した場合は、曜日を選択できます。
  • 毎月を選択した場合は、日にちの指定か、月末かどちらかを指定できます。
時刻 メニューからバックアップを実行する時刻を選択します。
保存世代数 保存世代数を設定します。
⇒ 保存世代数とは?
  • Liteをご利用中の場合、保存世代数は1世代までに制限されます。
  • Proをご利用中の場合、保存世代数に上限はありません。
結果通知先アドレス バックアップ処理の結果はメールで通知されます。
通知先のメールアドレスを入力します。
バックアップの実行 スケジュールで指定する定時バックアップを実行する場合は、「ラジオボタン有効」にチェックを入れます。
一時的に定時バックアップを休止する場合は、「ラジオボタン休止」にチェックを入れます。

データベースの追加方法

バックアップ対象の選択メニューからバックアップするデータベース名を選択します。

データベースの選択

選択できたら、「追加」をクリックします。

選択したデータベース名が枠内に表示されます。

選択したディレクトリ・ファイルが枠内に表示されます

保存世代数とは?

保存世代数とは、バックアップデータの保存数をさします。
保存世代数を「3」として、毎日バックアップを実行した場合は、バックアップデータは3つまで保存できるので、3日前の分までバックアップデータが保存されます。
保存世代数を「1」として、毎日バックアップを実行した場合は、バックアップデータは1つしか保存できないので、1日前の分までしかバックアップデータは保存されません。
例えば、データにトラブルが生じた際に、トラブルに気づくのが自動バックアップが実行された後だと、最新のバックアップデータはトラブル後のデータとなってしまうため、1世代しか保存していないと復旧することができません。
そのような事態を防ぐため、保存世代数を2つ以上設定いただくことをおすすめしております。

以上、入力が完了したら、「設定」をクリックします。

5.確認画面が表示されます。

OK」をクリックします。

6.設定が完了すると、「設定が完了しました。」と表示されます。

設定が完了しました。

設定したスケジュールでバックアップが実行されます。

  • バックアップデータは、バックアップサーバーに表示されている「スケジュールID」のディレクトリ名で保存されます。

今すぐ実行

指定したバックアップ時間を待たずに現時点でのバックアップを実行することができます。

1.当社コントロールパネルで、以下の画面を開きます。

コントロールパネル内で移動する場合は、次の操作を行ってください。

上部メニューの「バックアップサービス」から「スケジュール」をクリックします。

スケジュール

2.[スケジュール]が表示されます。

スケジュール

スケジュール名を選択し、「今すぐ実行」をクリックします。

3.確認画面が表示されます。

OK」をクリックします。

4.バックアップが実行されます。

バックアップ実行中です。

5.バックアップが完了すると、「バックアップが完了しました」と表示されます。

■ 処理中のバックアップを中断する

1.バックアップが処理中の場合は、「バックアップ実行中です。」と表示されます。

バックアップ実行中です。

バックアップ処理を中断する場合は、「中断」をクリックします。

2.確認画面が表示されます。

OK」をクリックします。

3.中断すると、「中断しました。」と表示されます。

結果の確認

1.当社コントロールパネルで、以下の画面を開きます。

コントロールパネル内で移動する場合は、次の操作を行ってください。

上部メニューの「バックアップサービス」から「スケジュール」をクリックします。

スケジュール

2.[スケジュール]が表示されます。

スケジュール

スケジュール名を選択します。

3.画面下の[バックアップデータ]にバックアップデータの一覧が表示されます。

バックアップデータ

メール通知

バックアップ処理が完了すると、スケジュールに設定した結果通知先アドレス宛てに処理結果の通知メールが届きます。
  • バックアップディスクの最大容量を超えた場合は、バックアップが中止となりメールで通知いたします(最大容量が自動的に追加されたり、選択した最大容量の月額料金を超えて課金が発生することはありません)。
  • 二重にバックアップが起動した場合は、バックアップが中止となりメールで通知いたします(二重に起動した場合は後発のバックアップが中断となります)。

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