phpMyAdmin(ver4.0.10.16) インストール

目次

  1. はじめに
    インストール
  2. 拡張機能

拡張機能

phpMyAdmin にログインすると、メインページの下部に「phpMyAdmin の設定保存場所が完全に設定されていないため、いくつかの拡張機能が無効になっています。理由についてはこちらをご覧ください。」と表示されます。
phpMyAdmin
phpMyAdmin の拡張機能を有効にするためには、拡張機能の設定の保存場所となる MySQL データベースを用意し、phpMyAdmin の設定ファイル(config.inc.php)で拡張機能を有効にする必要があります。

 

  1. 拡張機能の設定の保存場所として MySQL データベースを任意の名前で作成します。

    MySQLデータベースの作成は、当社コントロールパネルで、以下の画面を開きます。

    ◇コントロールパネル > システム > データベース > MySQL > DB追加

    データベースの作成方法に関しては、「MySQLの利用」をご確認ください。
    • データベースを作成する際、文字照合順序は、utf8_general_ci を選択してください。
    • このマニュアルでは、例として kir000000_pma というデータベース名で作成します。
  2.  

  3. FTPソフトで phpMyAdmin をインストールしたディレクトリを開きます。
    • サーバーへの接続方法に関してはFTPソフトの設定をご覧下さい。
    • このマニュアルでは FFFTPを使った場合を例にご案内します。
    ダウンロード
    FFFTPの画面右側(サーバー側)で、config.inc.php を右クリックし、「ダウンロード」をクリックします。
  4.  

  5. テキストエディタで、ダウンロードした config.inc.php を開きます。
    内容を編集

    下記の値を追記します。

    $cfg['Servers'][$i]['pmadb'] = '拡張機能用データベース名';
    $cfg['Servers'][$i]['bookmarktable'] = 'pma__bookmark';
    $cfg['Servers'][$i]['relation'] = 'pma__relation';
    $cfg['Servers'][$i]['table_info'] = 'pma__table_info';
    $cfg['Servers'][$i]['table_coords'] = 'pma__table_coords';
    $cfg['Servers'][$i]['pdf_pages'] = 'pma__pdf_pages';
    $cfg['Servers'][$i]['column_info'] = 'pma__column_info';
    $cfg['Servers'][$i]['history'] = 'pma__history';
    $cfg['Servers'][$i]['table_uiprefs'] = 'pma__table_uiprefs';
    $cfg['Servers'][$i]['tracking'] = 'pma__tracking';
    $cfg['Servers'][$i]['designer_coords'] = 'pma__designer_coords';
    $cfg['Servers'][$i]['userconfig'] = 'pma__userconfig';
    $cfg['Servers'][$i]['recent'] = 'pma__recent';
    • 赤文字の部分は拡張機能用データベース名(このマニュアルでは、kir000000_pma)を入力します。
  6.  

  7. FTPソフトで編集した config.inc.php をアップロードします。
    アップロード
    FFFTPの画面左側(お客様PC側)で、編集した config.inc.php を右クリックし、「アップロード」をクリックし、既存のファイルを上書きします。

  8.  

  9. FTPソフトで「(phpMyAdmin をインストールしたディレクトリ)/examples/」を開きます。
    ダウンロード
    FFFTPの画面右側(サーバー側)で、create_tables.sql を右クリックし、「ダウンロード」をクリックします。
  10.  

  11. テキストエディタで、ダウンロードした create_tables.sql を開きます。
    内容を編集

    下記の通り編集します。

    ■ 編集前
    -- Database : `phpmyadmin`
    --
    CREATE DATABASE IF NOT EXISTS `phpmyadmin`
      DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_bin;
    USE phpmyadmin;

    ■ 編集後
    -- Database : `拡張機能用データベース名`
    --
    CREATE DATABASE IF NOT EXISTS `拡張機能用データベース名`
      DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_bin;
    USE 拡張機能用データベース名;
    • 赤文字の部分を拡張機能用データベース名(このマニュアルでは、kir000000_pma)に書き換えます。
  12.  

  13. phpMyAdmin にログインし、メインページの上部メニューから「インポート」をクリックにします。
    インポート
    次の項目を選択します。
    アップロードファイルとファイルの文字セット

    アップロードファイル 編集した create_tables.sql を選択します。
    ファイルの文字セット 編集した create_tables.sql と同じ文字コードを選択します。

    フォーマット」が「SQL」になっていることを確認し、「実行」をクリックします。

  14.  

  15. インポートが完了すると、「インポートは正常に終了しました。」と表示されます。
    インポートは正常に終了しました。

  16.  

  17. phpMyAdmin にログインしなおします。
    phpMyAdmin
    メインページの下部の警告が表示されなければ、設定は完了です。

 

phpMyAdminのご利用方法、各種設定、カスタマイズ等に関してはサポート対象外となります。

ご不明な点はphpMyAdminオフィシャルサイトなどをご参照ください。

■参考URL phpMyAdminドキュメント(日本語)
   https://phpmyadmin-japanese.readthedocs.org/en/latest/

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  1. はじめに
    インストール
  2. 拡張機能