FTPアクセスを許可するホストを事前に登録することで、登録したホスト以外からのFTPアクセスを制限することが可能です。
それにより、ウイルス感染などが原因で、FTPパスワードが漏えいするような事態が発生した場合でも、事前に登録したホスト以外からのFTPアクセスは不可能となり、サーバー内に収容されたお客様の大切なWebコンテンツを不正なアクセスから防御することができます。
FTPアクセス制限は、当社コントロールパネルで簡単に設定できます。
⇒ FTPアクセス制限について
はじめに
設定される前に下記の事項をご確認ください。
- KAGOYA Internet Routing では、ご契約時からFTPアクセスが「制限」になっています。
2009年11月4日以前にご契約のお客様の場合は、FTPアクセスが「許可」となっていますが、セキュリティ対策として「制限」に設定することを推奨しています。 設定する手順は次の通りです。
- FTPアクセスを許可するホストは以下のいずれかで指定します。
・IPv4アドレス
・IPv4アドレス「/24」までのCIDR表記
・ホスト名 + ドメイン名 マネージド専用サーバー・専用サーバー3G をご利用中の場合、当社コントロールパネルから「IPv6」の利用を申込みすると、FTPアクセスを許可するホストとして IPv6 アドレスを指定できます。
・IPv6アドレス
・IPv6アドレス「/48」までのCIDR表記
- 一時的にFTPアクセスを許可したホストの有効期限は12時間です。
- サブFTPアカウントごとに、一時的にFTPアクセスを許可するホストを設定できます。
⇒ FTPアクセス一時許可設定(サブFTPアカウント用) -
FTPで接続するには、FTPソフトが必要です。代表的なFTPソフトの設定方法は以下のマニュアルをご確認ください。
⇒ FTPソフトの設定
FTPアクセス
FTPアクセスが「許可」の場合は「制限」にします。
- ※ FTPアクセスが「制限」の場合は、手順 4.へお進みください。
-
当社コントロールパネルで、以下の画面を開きます。
-
上記リンクをクリックするとコントロールパネルのログイン画面が表示されます。
※ コントロールパネルにログイン済みの場合は、手順 3. へお進みください。
アカウント名とパスワードを入力し、ログインします。※ コントロールパネル内で移動する場合は、次の操作を行ってください。
上部メニューの「Webサイト」から「FTPアクセス」の「メイン設定」をクリックします。
上部メニューの下に表示されたサブメニューの[メイン設定]をクリックします。
現在の設定状況が表示されます。
- 制限されていない場合は、「許可」と表示されます。
- FTPアクセスを制限するには、「制限」にチェックを入れ、「更新」をクリックします。
- 制限されている場合は、「制限」と表示されます。
- FTPアクセスの制限を解除するには、「許可」にチェックを入れ、「更新」をクリックします。
- 制限されていない場合は、「許可」と表示されます。
設定が完了すると「FTPアクセスの設定変更が完了しました。」と表示されます。
FTPアクセスが「制限」の状態では、 FTPアクセスを許可するホストとして、お客様の接続元ホストを登録するまで、いずれのホストからもFTPで接続することができません。
FTPアクセスを許可するホストを登録する必要があります。
目次
- はじめに
FTPアクセス - 常時許可
- 一時許可
- FTPアクセス一時許可設定(サブFTPアカウント用)