KAGOYA Internet Routing(一部サービスプランを除く) では、無料で Let's Encrypt のSSL証明書を利用できます。
Let's Encrypt について
無料SSL(Let's Encrypt)は、コントロールパネルから申し込みができます。
次のサービスプランをご利用中のお客様は、無料で Let's Encrypt のSSL証明書を利用できます。
Let's Encrypt は Internet Security Research Group が提供する無料のSSLです。
Let's Encrypt の利用にあたっては、提供元が定めるポリシー等を承諾するものとします。サービスをお申し込みされる前に、下記のポリシー等を必ずご確認ください。
Let's Encrypt > Policy and Legal Repository
https://letsencrypt.org/repository/
SSLサーバー証明書は、コモンネーム(ホスト名とドメインの組み合わせ)単位に発行されます。
事前にSSLを利用するコモンネームをコントロールパネルから「独自ドメイン」としてご設定ください。
独自ドメインの設定は、当社コントロールパネルで、以下の画面を開きます。
コントロールパネル:◇コントロールパネル > Webサイト > ドメイン設定 > 独自ドメイン
設定方法に関しては、「独自ドメイン(Web)の設定」をご確認ください。
無料SSLの発行にあたり、独自ドメインのルートディレクトリに "/.well-known/acme-challenge" というディレクトリとその中に認証用ファイルが生成されます。無料SSLの設置が完了した後は削除して問題ありません。
無料SSLの発行に必要な認証手続きのため、独自ドメインのURL「http://無料SSLを設定するコモンネーム/.well-known」が一般に公開されアクセスできる必要があります。
独自ドメインのネームサーバーが当社ネームサーバーでない場合は、事前にDNSレコードを設定するか当社ネームサーバーに変更して、独自ドメインのURLでご契約中の当社サーバーにアクセスできる状態にしてください。
ネームサーバーの設定
アクセス制限を設定している場合、認証手続きの期間は、一般に公開されるよう制限を解除してください。
「www」ありなしどちらかにリダイレクトする設定をしている場合、両方のコモンネームにSSLを発行するには、認証手続きの期間、リダイレクト設定を解除してください。
無料SSLのサーバー証明書の有効期間は90日間ですが、有効期限30日前に自動更新を行いますので、更新手続きは不要です。
自動更新に必要な認証手続きのため、独自ドメインのURL「http://無料SSLを設定するコモンネーム/.well-known」が一般に公開されアクセスできる必要があります。
⇒ 無料SSLの発行に必要な認証手続き
不要になった場合はコントロールパネルから設定を解除してください。
無料SSL証明書の破棄
下記に当てはまる場合は、更新失敗や更新エラーとなり無料SSLの発行、自動更新がされません。
無料SSLの設定数は無制限です。
Let's Encrypt の仕様により、証明書発行において以下の制限があります。
■参考URL Let's Encrypt > Rate Limits: https://letsencrypt.org/docs/rate-limits/
制限項目 | 制限値 |
---|---|
独自ドメインごとの証明書発行数 | 20個/週 ※ サブドメインを含む |
当社サービスは「SANs」非対応です。サブドメインごとに無料SSLをお申し込みください。例えば、example.com と www.example.com の両方で無料SSLを利用するには、無料SSLの申し込みが2つ必要です。
Let's Encrypt は SNI(Server Name Indication)での設定になります。
サーバーのIPアドレスに2017年10月24日以前に発行されたSSL証明書が設定されている場合、Let's Encrypt を設定すると、既存のSSL証明書も IPアドレスベースの設定から SNI での設定に変更となります。
設定した無料SSLを他のサーバーへ持ち出しできません。
コントロールパネル:◇コントロールパネル > SSL > SSLサーバー証明書購入
※ コントロールパネルにログイン済みの場合は、⇒ 手順 3. へお進みください。
アカウント名とパスワードを入力し、ログインします。
※ コントロールパネル内で移動する場合は、次の操作を行ってください。
上部メニューの「SSL」から「SSLサーバー証明書購入」をクリックします。
次の項目を入力します。
種別 | 「ドメイン認証SSL」を選択 |
---|---|
ブランド | 「Let's Encrypt」を選択 |
「次へ進む」をクリックします。
次の項目を選択します。
コモンネーム | 無料SSLを設置するコモンネーム(ホスト名とドメイン名の組み合わせ)を選択します。
|
---|
選択したら「証明書インストール」をクリックします。
※ 入力に誤りがある場合、上部に入力エラーが表示されます。
選択するコモンネームを見直してください。
設置完了メールが届くまでしばらくお待ちください。
以下の手順で独自ドメインのURLで当社サーバーにアクセスできる状態にしてください。
独自ドメインのネームサーバーが当社ネームサーバーでない場合は、事前にDNSレコードを設定するか当社ネームサーバーに変更して、独自ドメインのURLでご契約中の当社サーバーにアクセスできる状態にしてください。
ネームサーバーの設定
独自ドメインのURLでご契約中の当社サーバーにアクセスできる状態になったら、当社コントロールパネルの以下の画面にアクセスします。
コントロールパネル:◇コントロールパネル > SSL > SSL申請・設定一覧
「発行失敗 (Connectionエラー)」になったコモンネームをクリックします。
「SSL詳細」画面が開き、エラーとなった申請内容が表示されるので、「キャンセル」をクリックします。
確認画面が表示されるので、「OK」をクリックします。
再度 ⇒ 手順 1. から Let's Encrypt の利用をお申し込みください。
以下の手順で .htaccess を設置し、ドメイン認証エラーの原因を解消してください。
テキストエディタを開き、以下の内容を記述し、任意の名前(「htaccess.txt」など)で保存します。
作成したファイルを、FTPソフトを使って、当該ドメインのルートディレクトリに生成された .well-known/ 直下にアップロードします。
例)www.example.com のルートディレクトリが /public_html/example.com の場合アップロードしたファイル名を、「.htaccess」に変更します。
例)www.example.com のルートディレクトリが /public_html/example.com の場合当社コントロールパネルの以下の画面にアクセスします。
コントロールパネル:◇コントロールパネル > SSL > SSL申請・設定一覧
「発行失敗 (ドメイン認証エラー)」になったコモンネームをクリックします。
「SSL詳細」画面が開き、エラーとなった申請内容が表示されるので、「キャンセル」をクリックします。
確認画面が表示されるので、「OK」をクリックします。
再度 ⇒ 手順 1. から Let's Encrypt の利用をお申し込みください。