お客様の大事なデータをご契約中のサーバーとは別のバックアップサーバーに自動でバックアップすることができます。
バックアップサービスは、当社コントロールパネルで簡単に設定できます。
⇒ バックアップサービスについて
はじめに
設定される前に下記の事項をご確認ください。
- サーバーにインストールされている OS が、CentOS、Ubuntu、Debian、FreeBSD の場合に利用できるバックアップサービスです。
この機能は rsync を利用して、バックアップサーバーからお客様のサーバーに接続しバックアップを行います。そのため、バックアップサービスを利用するには、事前にお客様のサーバ側に rsync をインストールして以下の設定を完了しておく必要があります。- バックアップサーバーからの rsync 通信を待ち受けるために、rsyncd をデーモンとして起動しておくか、inetd(xinetd)経由で起動しておきます。
- バックアップサーバからの rsync 通信ができるように、それぞれの起動方式にあわせた接続許可設定をします。
- rsyncd.conf に「rsyncモジュール名」を指定します。
- rsync 接続に必要な「rsync パスワード」を設定し、設定したパスワードをコントロールパネルに登録します。
⇒ rsync設定
rsyncd の設定手順
rsync のインストールと、rsyncd の設定手順の詳細につきましては、以下のマニュアルをご確認ください。
◇rsyncd 設定手順マニュアル(PDFファイル) PDFファイルを開くには AdobeReader が必要です。
お持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。
サーバーにインストールされている OS が Windows の場合は「クラウドバックアップ/Acronis」をご利用ください。
⇒ クラウドバックアップ/Acronis
- コントロールパネルから、設定した「スケジュール」にもとづいて自動バックアップができます。
「スケジュール」では、どういったデータを、毎日、毎週(曜日)、毎月(日にち)のいずれの間隔で、何時にバックアップをするのか設定できます。また、設定されている「スケジュール」については「今すぐバックアップ」機能により手動でバックアップすることも可能です。
⇒ スケジュールの追加 バックアップサービスには、共用バックアップサーバーで無料の「Lite」と、共用バックアップサーバーで有料の「Pro」、専用バックアップサーバーの「専用タイプ」があります。
- 「Lite」は、無料で、バックアップスケジュール数は1つまで、保存世代数は1世代まで、バックアップディスクの最大容量は10GBまで利用できます。
- 「Pro」は、最大ディスク使用容量に応じた月額利用料金をお支払いいただくことで、バックアップスケジュール数、保存世代数の制限なしに、バックアップディスクの最大容量は2TBまで利用できます。
- 「専用タイプ」は、専用バックアップサーバーを固定の月額利用料金で利用できます。
バックアップサービス
サービス内容 スケジュール数 保存世代数 最大ディスク使用容量 月額利用料金 Lite 1 1 上限10GB 無料 Pro 無制限 無制限 ~10GB 550円 10GB~20GB 880円 20GB~50GB 1,650円 50GB~100GB 2,200円 100GB~200GB 3,300円 200GB~500GB 5,500円 500GB~1TB 8,800円 1TB~2TB 15,400円 専用タイプ 無制限 無制限 2TB 33,000円 - ※ 初期費用は無料です。
- ※ 「Lite」「Pro」「専用タイプ」のいずれを利用するかはコントロールパネルから選択・変更ができます。
⇒ セットアップ - ※ 「Lite」をご利用の場合は、10GBを超過するとバックアップが中止となりメールで通知されます(自動的にディスク容量が追加されたり、課金が発生することはありません)。
- ※ 「Pro」をご利用の場合は、ご利用月内の最大ディスク使用容量に応じた月額利用料金が課金となります。ご利用料金は、ご利用月の翌月初めに確定し、ご利用月の課金となります。
- ※ 月内に「Lite」と「Pro」を変更した場合は、「Pro」設定時の最大ディスク使用容量に応じた月額利用料金が課金となります。
- ※ 「Pro」から「専用タイプ」に変更した場合、変更した当月は「Pro」設定時の最大ディスク使用容量に応じた月額利用料金での課金となり、変更した翌月のご利用料金から「専用タイプ」の月額利用料金での課金となります。
- バックアップの処理結果はメールで通知されます。
- コントロールパネルからの操作で、バックアップデータから簡単にリストア(復旧)ができます。
- バックアップサーバーに直接FTPで接続してバックアップデータをダウンロードできます。
⇒ バックアップサーバーへの接続 - 二重にバックアップが起動した場合は、後発のバックアップが中止となりメールで通知いたします。
- コントロールパネルからバックアップスケジュールを削除するとその時点でバックアップサーバーのデータも削除されます。
- コントロールパネルからバックアップサービスを利用停止にするとその時点でバックアップサーバーのデータはすべて削除されます。再度利用開始にしてもバックアップデータは残っていません。