違法・有害情報に対する取り組み もあわせてご確認ください。
目次
迷惑メール・スパムメールとは?
- 迷惑メールとは?
- 不特定多数に送信されている
- メールマガジンを装っているが、登録をした覚えがない
- スパムメールとは?
- 短時間に同じような内容のメールを受け取る
- 自分のメールアドレスだけではなく、他の人のメールアドレス宛にも送付されている(宛先にたくさんのメールアドレスが含まれている)
- 送信した覚えがないのに迷惑メールの送信者が自分のメールアドレスになっているのはどうして?
- 画像やファイルがついたメールが届きました
迷惑メールとはダイレクトメール(広告メール)やチェーンメールなどの不要な電子メールのことを言います。また受信することを望まないメール全般を指すこともあります。
迷惑メールの例
スパムメールとは短時間に大量の広告メール等を無差別に送信することを指します。現在では迷惑メール一般のことをスパムメールと言うこともあります。
送信に使用されたメールサーバーは負荷が増えますので、そのメールサーバーを使用している他のお客様のメールの送受信に影響がでることもあります。
スパムメールの例
送られてきたダイレクトメールの送信者(From)が自分のメールアドレスになっていることがあります。
迷惑メールを第三者に送信しているのが自分ではないかと心配になりますが、多くの場合は「送信者のメールアドレス」と「受信者のメールアドレス」を同じにしただけの「アドレス詐称」です。
メールの添付ファイルをあけるとウィルスやトロイの木馬というプログラムをインストールされる可能性があります。
身に覚えのないメールアドレスから送られてきたメールに添付されたファイルは、内容に関わらず開かないようにしましょう。
迷惑メール・スパムメールの手口と対処方法
手口:迷惑メールの送信者が利用する一般的な方法です
- インターネット上で集めたメールアドレス宛に送信する
- よくあるメールアドレス宛に送信する
- メールアドレスの詐称
- @マークの前が任意の文字列で、@マークの後ろは大手プロバイダーであるメールアドレスが使用される場合
- 宛先と送信者のメールアドレスがまったく同じメールアドレスである場合
- まったく知らないドメインからのメールである場合
- 知人のメールアドレスから送信される
- プロバイダーや通販サイトのメールを装うフィッシング(なりすまし)
- 友だちからのメールを装う(なりすまし)
- チェーンメール
- 単語の間にスペースやアンダーバーが挿入されている
インターネット上で公開されているメールアドレスが自動収集され、迷惑メールの宛先にされます。
集められたメールアドレスは、お問い合わせなどに利用されているメールアドレスなので、変更したり停止する事は難しい場合があります。
このために不要なメールをより多く受け取ることになり、大事なメールを見落とす原因にもなります。
独自ドメインを使用していると、info@~や、order@~など、わかりやすいメールアドレスを使用することがあります。
これらのメールアドレスは「よく使われるメールアドレス」として無差別送信の宛先になりやすくなります。
同様に、辞書に載っている単語と数字の組み合わせなど、作られやすいメールアドレスを機械的にたくさん作りだし、一斉送信を行うという方法もあります。
調査をするとそのメールアドレスは架空であることが多いのですが、@マークの後ろが信頼されているプロバイダーであるために本物であるかのように錯覚をおこすことがあります。
これは受信者のメールアドレスやドメインを詐称して、あたかも信頼があるメールのように見せかけます。
スパムチェック用のプログラムが知らない(スパム送信ドメインとして認識されていない)新しいドメインを使用して送信されてきます。
スパムフィルターのチェックがかかりにくいために、通常のメールとして受信をしてしまうことがあります。
知人のメールアドレスだからと信頼して開封すると、広告であったり、ウィルスに感染することがあります。
送信者アドレスとなっている知人もウィルスに感染している場合があり、本人の意志に反して送信されていることもありますが、知人からのメールなのにいつもと文体が違う、内容があっていない、今までに送ってきたことのないような添付ファイルがついている、など不自然な点がたくさんあります。
「お客様の手続き方法がかわりました」など、お知らせを装って送られてきます。
メールについている長いURLをクリックすると、パスワードやクレジットカード情報を入れる画面が出てきます。
ここで入れる情報は、プロバイダーや通販サイトに届くのではなく、偽メールを送った迷惑メール送信者に届きます。
クレジットカードなどの情報を盗むための偽メールです。
元気~?など友だちからのメールのフリをして、URLを宣伝したりします。
慣れないメールを書いたために間違ったアドレス宛に送信されたのかも?と思わせるものもあります。
親切なつもりで送信者に「宛先を間違っていませんか?」と返事をすると、以後宣伝のメールが届くようになったりします。
この口座に○○円を振り込んだあと、このメールの振込先を書き換えてから同じ内容で何人に送って下さい。あなたの口座にも○○円が振り込まれるので損はしません。
などと書かれたメールです。また不幸の手紙のようなチェーンメールもあります。
たくさんのメールアドレス宛に転送をすることで、内容を宣伝していくために、受信した人(被害者)が送信者(加害者)になることがあります。
宣伝文句にスペースをはさんだり、縦書きにしてスパムフィルターをすり抜ける方法です。
多くのスパムフィルター(迷惑メールフィルター)は、スパムとして登録された単語をチェックします。
このために、間にスペースが入って1単語としてチェックできない文面は、スパムとして認識されないことがあります。
縦書きにしたり、アスキーアート(文字絵)にしてスパムフィルターをすり抜けるメールもあります。
対処:迷惑メールを受け取らない、または簡単に処理するための一般的な方法です
- 市販のウィルスチェックソフト・迷惑メール対策ソフトをパソコンにインストールする
- 「迷惑メール対策」を行っているメールサーバーを利用する
- メールアドレスを掲示板などに書き込まない
- 知らない相手からのメールには返信をしない
- 知らない相手からのメールに書かれたURLをクリックしない
- 知らない相手からのメールについたファイルを開かない
- 当選のお知らせに心当たりはありますか?
- チェーンメールは転送しない
- 英語で書かれたメールが届く
- メールソフトに付属している迷惑メールフィルターを使用する
- 迷惑メールフィルター専用のソフトやプラグイン(追加プログラム)を使用する
- 迷惑メール受信を増やさないために複数のメールアドレスを使い分ける
よく知っているプロバイダーからのメールでも、会社からの転送メールでも、どのような経路のメールでもチェックをすることができるので有効な方法です。
ウィルスチェックソフトや迷惑メール対策ソフトのデータベースは常に更新されるので、定期的にソフトの更新(アップデート)作業を行う必要があります。
※ KAGOYA Internet Routingでは、受信メールに対して標準で「メールウィルスチェック」を提供しています。
迷惑メール対策オプションを行っているプロバイダーはたくさんあります。
有料サービス・無料サービス、迷惑メールと思われるものを自動振り分けするサービスや、削除するサービスなど様々です。
自分の利用方法にあったプロバイダーを選ぶことで、迷惑メールへの対応が軽減されます。
※ KAGOYA Internet Routing では「迷惑メール対策」を無料で提供しています。
インターネットは公開された場所です。
誰でも見られる公共の場所に自宅の電話番号を書いたり、インターネット上で不用意にメールアドレスなどを書き込まないようにする注意が必要です。
この間はメールをありがとう、というような内容のメールでも、有効なメールアドレスであるかどうかの確認である場合があります。返事をするとその後迷惑メールが次々届くようになることがあります。
メールアドレスを確認されたり、ウィルスなどがインストールされるURLである可能性があります。アクセスをしたとたんに、何らかの入会ページに誘導されることもあります。
知らない相手からの添付ファイルは開かないようにしましょう。
悪意のあるプログラムをインストールされる事があります。
「あなたが選ばれました」という内容である場合にも、そのサイトに見覚えはあるでしょうか。当たりを装った偽メールである可能性があります。
心当たりがない場合には削除しましょう。
必ず儲かります、転送しないと不幸になります、などと書いてあっても転送しないようにしましょう。
MAILER-DAEMON (メールサーバー)からのお知らせであることがあります。
「送信先メールアドレスがありません」というようなお知らせが含まれていますので、気をつけましょう。
各種勧誘などの迷惑メールもあります。
無料のメールソフトでも迷惑メールフィルターが付属しているソフトがあります。
迷惑メールと判断されたメールに印をつけたり、特定のフォルダに振り分けることができますので利用しましょう。
メールソフトに付属していない場合でも、追加をしたり追加プログラムのように利用ができるプログラムがあります。
■参考LINK Vector(URL: http://www.vector.co.jp/)や、■参考LINK 窓の杜(URL: http://www.forest.impress.co.jp/)などを参考に、使いやすいものを選択してください。
よく使うプライベートアドレスや、仕事上のメールアドレスを迷惑メール送信者に知られないようにします。
オークションや買い物の際に使用するメールアドレス、メールマガジンに登録するメールアドレスは別のアドレスを使用します。
また、infoやmag(azine)のようによく使われるメールアドレスはできるだけ避けることも迷惑メールの受信を減らす方法です。
迷惑メールへのKAGOYA Internet Routing の取組み
送信に対する取組み
- Auth-smtp(SMTP認証)設定
- 25番ポートブロック(Outbound Port 25 Blocking)実施
当社SMTPサーバーを使用するときには、SMTP 認証が必要です。
SMTP認証とは、メールを送信する際に、アカウントとパスワードで送信者の本人確認を行う方法です。
このために当社ユーザ以外の不正利用を防ぐことができます。
⇒ Auth-smtp(SMTP認証)設定
迷惑メール対策のため、KAGOYA Internet Routing を含めて多くのISP(インターネット接続サービスプロバイダ)において25番ポートブロック(Outbound Port 25 Blocking)を実施しております。
⇒ 25番ポートブロック(Outbound Port 25 Blocking)について
受信に対する取組み
- 無料ウィルスチェックサービス
- 迷惑メール対策オプション
当社メールサーバーに届くすべてのメールをサーバーでウィルスチェックします。ウィルスを駆除してからユーザー様のメールボックスに保管します。
ウィルスチェックサーバーのウィルスリストは1時間毎に更新されています。
すべてのお客様のために、当社ではこのサービスを標準で提供しております。
⇒ メールウィルスチェック
受信するメールを専用のチェックサーバーがお客様宛に届くメールを精査し、迷惑メールの可能性が高いメールはメールのタイトルに[spam]と追加され、お客様へお知らせします。
⇒ 迷惑メール対策
迷惑メール送信者へのKAGOYA Internet Routing の取組み
KAGOYA Internet Routing では、当サービスを利用した迷惑メールの送信を禁止しております。該当する場合は利用規約に基づき、対応・措置を行います。
一般的な措置は下記の通りです。
- 警告
- アクセス制限
- アカウントの一時停止
- 会員資格の取り消し
当サービスを利用して、短時間に多数送信すること、同じ内容のメールを多数送信することは「迷惑行為」として下記のような対応をいたしております。
送信サーバーが kagoya.net | メールサーバーを調査して送信アカウントを確認します。その上で措置を行います。 |
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送信に使用している回線が kagoya.net | 上位プロバイダーに確認の上、回線利用アカウントを特定します。その上で措置を行います。 |
送信された内容に記載されているURLが kagoya.net のサーバーにある |
URL を確認の上、利用アカウントを特定します。その上で利用規約に基づき、措置を行います。 |
お問い合わせ窓口
KAGOYA Internet Routing のサービス利用者からと思われる迷惑メールを受信された方は「迷惑メール対策窓口」へ通報または・お問合せください。
法令情報・技術情報(LINK)
迷惑メール相談センター (財団法人日本データ通信協会) |
「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」について分かりやすく解説しています。 同法律に違反するメールの情報提供も受け付けています。 |
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迷惑メール調査最前線! (財団法人日本産業協会) |
「特定商取引に関する法律」について分かりやすく解説しています。 同法律に違反するメールの情報提供も受け付けています。 |
迷惑メール対策 (総務省) |
「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」法令全文とガイドラインがPDFファイルでダウンロードできます。 |
迷惑メール(消費生活安心ガイド) (経済産業省) |
「特定商取引に関する法律」における電子メール広告規制のポイントについてわかりやすく解説しています。 |
迷惑メールでお困りの方へ (NTT DoCoMo) |
迷惑メール対策方法と、迷惑メールが届いたときの対応方法が詳しく掲載されています。 |
迷惑メールでお困りの方へ (au by KDDI) |
迷惑メール撃退方法と、迷惑メールへの取り組みが詳しく掲載されています。 |