はじめに
- KVMを利用している場合、複数のインスタンスをローカルネットワークで接続できます。
- ローカルネットワークで接続したインスタンス同士で通信するには、サーバー側でネットワーク設定をする必要があります。
⇒ サーバー側の設定 - ロードバランサーを追加した場合、同時にローカルネットワークも追加されます。
- 作成可能なローカルネットワーク数は5個までです。
コントロールパネル側の設定
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当社コントロールパネルを開きます。
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上記リンクをクリックするとコントロールパネルのログイン画面が表示されます。
アカウント名とパスワードを入力し、ログインします。 -
画面右上に表示されたメニューから「KVM」をクリックします。
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表示された「ネットワーク」メニューから「ローカルネットワーク」をクリックします。
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[ローカルネットワーク一覧]が表示されます。
「ネットワーク追加」をクリックします。 -
[ネットワーク]が開きます。
次の項目を設定します。ネットワーク名 任意の名前を入力します。 対象インスタンス 作成するローカルネットワークに接続するインスタンスを追加するには「追加(+)」をクリックし、対象インスタンスを選択します。 -
※ 稼働中のインスタンスを接続するには、事前にインスタンスを停止してください。
停止 - ※ ネットワーク作成後に後からインスタンスを追加することもできます。
入力が完了したら「登録」をクリックします。
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※ 稼働中のインスタンスを接続するには、事前にインスタンスを停止してください。
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登録が完了すると、[ローカルネットワーク一覧]に作成したネットワーク名が表示されます。
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作成したローカルネットワークを編集するには、「編集」をクリックします。
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[ネットワーク]が開きます。
次の項目を設定します。ネットワーク名 任意の名前に変更できます。 対象インスタンス ローカルネットワークにインスタンスを追加するには「追加(+)」をクリックし、対象インスタンスを選択します。 -
※ 稼働中のインスタンスを接続するには、事前にインスタンスを停止してください。
停止
入力が完了したら「更新」をクリックします。
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※ 稼働中のインスタンスを接続するには、事前にインスタンスを停止してください。
サーバー側の設定
Linux OS のインスタンスの設定方法をご案内します。
⇒ Windows Server 側の設定
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ネットワークインターフェイスを確認します。
# ip link show実行結果が表示されます。
1: lo:mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN mode DEFAULT
link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
2: eth0:mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP mode DEFAULT qlen 1000
link/ether fa:16:3e:46:d1:ff brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
3: eth1:mtu 1500 qdisc noop state DOWN mode DEFAULT qlen 1000
link/ether fa:16:3e:97:a1:43 brd ff:ff:ff:ff:ff:ffコントロールパネルから対象インスタンスをローカルネットワークに追加できていたら「eth1」が表示されます(複数のネットワークに接続すると、eth1, eth2, eth3・・・ が表示されます)。
eth0 までしか表示されない場合は、インスタンスがローカルネットワークに追加できていません。コントロールパネルから対象インスタンスをローカルネットワークに追加してください。
コントロールパネル側の設定 -
eth1 の設定ファイルを編集します。
- ■ CentOS7 の場合
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設定ファイルを開きます。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1- ※ 複数のネットワークに接続するには eth ごとに設定ファイル(eth1 に対しては ifcfg-eth1、eth2 に対しては ifcfg-eth2)を作成します。
以下を記述します。
DEVICE="eth1"
NM_CONTROLLED="no"
IPADDR=172.16.1.45 ←任意のローカルIPアドレス
NETMASK=255.255.255.0 ←任意のネットマスク(例は 172.16.1.45/24 の場合) - ■ Ubuntu の場合
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# vi /etc/network/interfaces
以下を記述します。
auto eth1
iface eth1 inet static
address 172.16.1.45 ←任意のローカルIPアドレス
netmask 255.255.255.0 ←任意のネットマスク(例は 172.16.1.45/24 の場合)
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ネットワークを再起動します。
- ■ CentOS7 の場合
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# service network restart
- ■ Ubuntu の場合
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# service networking restart
- ※実行するとエラーが表示されますが、eth1 の再起動は実行されるため、問題ありません。
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疎通確認をします。
# ping -c 5 172.16.1.45- ※ 設定したIPアドレスに ping を実行します。
自分自身への ping に成功したら、同じローカルネットワーク内のサーバー間でも ping をお試しください。