DNSレコードの設定

独自ドメインのネームサーバーに当社のネームサーバー(ns0.kagoya.net/ns1.kagoya.net)を登録している場合、各種レコードを設定することで、その独自ドメインを マネージドクラウド for WEB のサーバーで使用することができます。

はじめに

  • 当社管理のドメインをご利用の場合、当社コントロールパネルの操作で、DNSレコードに Aレコード、MXレコード、NSレコード、CNAMEレコード、TXTレコード(SPFレコード)を設定できます。
    これらのDNSレコードを設定することで、「ホスト名+ドメイン名」とIPアドレスを関連付けたり、送信ドメイン認証(Sender ID/SPF)の設定などができます。

    サイト作成時に独自ドメインを設定すると、設定したドメインをマネージドクラウド for WEB のサーバーで利用するために必要なDNSレコードが自動設定されます。

  • 他社で管理されている独自ドメインで当社のネームサーバーを利用する場合は、事前に当社コントロールパネルから登録が必要です。
    ⇒ 他サービスで管理中のドメインの利用

    他サービスで管理中のドメインをご利用の場合、ネームサーバー情報を当社ネームサーバー情報に変更すると、コントロールパネルから設定した DNSレコードが有効になります。
    ⇒ ネームサーバー情報の変更

    当社ネームサーバー情報

    ネームサーバー1 ns0.kagoya.net
    IPアドレスが必要な場合は、210.134.60.132
    ネームサーバー2 ns1.kagoya.net
    IPアドレスが必要な場合は、203.142.206.132

  • 当社コントロールパネルから各レコードの設定が完了してから15分ほどで当社ネームサーバーに反映されます。
    • 当社ネームサーバーは、15分間隔(毎時0分, 15分, 30分, 45分)で更新をしております。
    • 当社ネームサーバー反映後、実際にアクセスが可能になるまでの時間は、アクセスするユーザの利用環境によって異なり、数分から数時間ほどかかる場合があります。

  • マネージドクラウド for WEB のコントロールパネルと 当社他サービス のコントロールパネルのどちらかにDNSレコード設定が存在する場合、もう一方のコントロールパネルでは同種のDNSレコードの設定を追加できません。
    たとえば KAGOYA Internet Routing のコントロールパネルで、メールドメインの設定が存在する場合、マネージドクラウド for WEB のコントロールパネルから同じドメイン名のMXレコードを設定できません。

 

DNSレコードの種類

■Aレコード

AレコードのAは「Address」の省略です。
特定の「ホスト名 + ドメイン名」が参照する、IPアドレスを指定できます。

  • サイト作成時に設定したドメイン(ホスト名 + ドメイン名)については、次のIPアドレスがAレコードに自動設定されています。

ホスト名 タイプ 優先度
サイト作成時に設定したホスト名 A ご利用中のWEBサーバーのIPv4アドレス
複数台構成の場合は、ロードバランサーのIPv4アドレス
-
サイト作成時に設定したホスト名 A(AAAA) ご利用中のWEBサーバーのIPv6アドレス
複数台構成の場合は、ロードバランサーのIPv6アドレス
-

用語説明:「ホスト名+ドメイン名」

shop.example.jp の場合 shop の部分がホスト名、「 . (ドット)」で区切られた example.jp の部分がドメイン名です。

shop.example.jp
ホスト名.ドメイン名

 

 

■MXレコード

MXは「Mail Exchange」の省略です。
特定の@「ホスト名 + ドメイン名」宛てのメールの配送先であるメールサーバーを指定できます。

  • サイト作成時に独自ドメインを設定した場合は、次のメールサーバー名がMXレコードに自動設定されています。

ホスト名 タイプ 優先度
サイト作成時に設定したホスト名 MX サイト作成時に設定したドメイン(ホスト名+ドメイン名) 10

 

■NSレコード

NSは「Name Server」の省略です。
特定の「ホスト名 + ドメイン名」を、別のネームサーバーで名前解決できます。

 

■CNAMEレコード

CNAMEは「Canonical NAME(正規名)」の省略です。
特定の「ホスト名 + ドメイン名」を、別名の「ホスト名 + ドメイン名」に転送できます。

 

■TXTレコード

TXTは「Text」の省略です。
特定の「ホスト名 + ドメイン名」に、テキスト情報(文字列)を関連付け、送信ドメイン認証(Sender ID/SPF)などを設定できます。

用語説明:送信ドメイン認証(Sender ID/SPF)

主に携帯電話キャリアが、送信元情報を詐称して大量に配信される迷惑メール(なりすましメール)への対策として、正当なメールサーバーから送信されたメールか判断するために利用している認証技術です。

たとえば、携帯電話宛にメールを送信すると、携帯電話キャリアの受信サーバーは、メールの送信元のIPアドレスと、ネームサーバーに公開されている送信用メールサーバー情報(SPFレコード)との整合性を確認し、そのメールが正当なメールサーバーから送信されたものかどうかを判断します。

独自ドメインのネームサーバーに当社のネームサーバー(ns0.kagoya.net/ns1.kagoya.net)を登録している場合、当社ネットワーク内のサーバーについては送信用メールサーバーとして認証されるよう、当社にてSPFレコードを設定済みです。

そのため、当社ネットワーク内のサーバーからメールを送信する場合は、なりすましメールを拒否する設定をしている携帯電話でも受信可能です。

当社以外のサーバーからメールを送信する場合は、送信元のサーバーがSPFレコードに設定されていないため、なりすましメールとして判断されて拒否されてしまいます。なりすましメールと判断されないためには、TXTレコードでSPFレコードの設定が必要です。