複数のドメインを利用しているが、ドメインごとにSSLを設置できますか?


KAGOYA Internet Routing では、どのサービスプランでもドメインごとにSSL証明書を設定できます。
SSL証明書の設定方法には、サーバーのグローバルIPアドレス1つで複数のSSL証明書を設定できるSNI(名前ベースのバーチャルホスト設定)と、SSL証明書ごとにグローバルIPアドレスが必要になるIPベースのバーチャルホスト設定の2種類の設定方法があります。

SNI(名前ベースのバーチャルホスト設定) IPアドレスを追加する必要がなく、サーバーのIPアドレス1つだけで複数のSSLを設置できます。
  • IPベースに比べ、DNSレコード設定の簡便化、SSL設定までの時間短縮といったメリットがあります。
IPベースのバーチャルホスト設定 SSL証明書ごとにグローバルIPアドレスが必要です。
  • 共用サーバーの場合
    SSL証明書を設置する際にIPアドレスが追加されます。
  • 専用サーバーの場合
    2つ目以降のSSL証明書を設置する際にIPアドレスが追加されます。

SSL証明書の設定方法は、ご利用中のサービスプランにより異なります。

サービスプラン名 SNI IPベース
レンタルサーバー
×
共用サーバー S12,22,32
×
S11,21,31
S10,20,30
  • 2017年10月24日以降に設置、更新をしたSSL
  • 2017年10月24日以降にプラン変更を実施した場合
  • 2017年10月23日以前に設置、更新をしたSSL
  • 次回更新時よりSNIでの設定に変更(サーバーのIPアドレスに変更)となります。現在サーバーのIPアドレスが割り当てられている場合には変更ありません。
マネージド専用サーバー 4 R2シリーズ
×
4シリーズ
3シリーズ
2シリーズ
  • 2017年10月24日以降に設置、更新をしたSSL
  • 2017年10月24日以降にプラン変更を実施した場合
  • 2017年10月23日以前に設置、更新をしたSSL
  • 次回更新時よりSNIでの設定に変更(サーバーのIPアドレスに変更)となります。現在サーバーのIPアドレスが割り当てられている場合には変更ありません。
1シリーズ
専用サーバー 3G 2シリーズ
1シリーズ
×
  • 2つ目以降のSSL証明書を設置する際にIPアドレスが追加されます。
WordPress 専用サーバー
×
desknet's NEO 専用プラン
  • 2017年10月24日以降に設置、更新をしたSSL
  • 2017年10月24日以降にプラン変更を実施した場合
  • 2017年10月23日以前に設置、更新をしたSSL
  • 次回更新時よりSNIでの設定に変更となります。
その他のプラン
×
  • 共用サーバーの場合
    SSL証明書を設置する際にIPアドレスが追加されます。
  • 専用サーバーの場合
    2つ目以降のSSL証明書を設置する際にIPアドレスが追加されます。

SNI SSL 対応ブラウザについて

一部の古いブラウザは、SNI(名前ベースのバーチャルホスト設定)SSLに対応しておりません。
対応しているブラウザは以下の通りです。

  • Internet Explorer 7 以降(Windows Vista以降のみ)
  • Mozilla Firefox 2.0 以降
  • Opera 8.0 以降
  • Google Chrome(Windows Vista以降)
  • Google Chrome 5.0.342.1以降(Mac OS X 10.5.7 以降)
  • Safari 3.0 以降 (Mac OS X 10.5.6 以降、iOS 4.0 以降、Windows Vista以降)
  • Android ブラウザ (Android 3.0 以降)
  • Windows Phone 7
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