phpMyAdmin インストール

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拡張機能

phpMyAdmin にログインすると、メインページの下部に「phpMyAdmin 環境保管領域が完全に設定されていないため、いくつかの拡張機能が無効になっています。理由についてはこちらをご覧ください。」と表示されます。

phpMyAdmin

phpMyAdmin の拡張機能を有効にするためには、拡張機能の設定の保存場所となる MySQL データベースを用意し、phpMyAdmin の設定ファイル(config.inc.php)で拡張機能を有効にする必要があります。

1.拡張機能の設定の保存場所として MySQL データベースを任意の名前で作成します。

MySQLデータベースの作成は、当社コントロールパネルで、以下の画面を開きます。

データベースの作成方法に関しては、「MySQLの利用」をご確認ください。

  • データベースを作成する際、文字照合順序は、utf8_general_ci を選択してください。
  • このマニュアルでは、例として kir000000_pma というデータベース名で作成します。

2.FTPソフトで phpMyAdmin をインストールしたディレクトリを開きます。

  • サーバーへの接続方法に関してはFTPソフトの設定をご覧下さい。
  • このマニュアルでは FFFTPを使った場合を例にご案内します。
ダウンロード

FFFTPの画面右側(サーバー側)で、config.inc.php を右クリックし、「ダウンロード」をクリックします。

3.テキストエディタで、ダウンロードした config.inc.php を開きます。

内容を編集

下記の値を追記します。

$cfg['Servers'][$i]['pmadb'] = '拡張機能用データベース名';
$cfg['Servers'][$i]['bookmarktable'] = 'pma__bookmark';
$cfg['Servers'][$i]['relation'] = 'pma__relation';
$cfg['Servers'][$i]['table_info'] = 'pma__table_info';
$cfg['Servers'][$i]['table_coords'] = 'pma__table_coords';
$cfg['Servers'][$i]['pdf_pages'] = 'pma__pdf_pages';
$cfg['Servers'][$i]['column_info'] = 'pma__column_info';
$cfg['Servers'][$i]['history'] = 'pma__history';
$cfg['Servers'][$i]['recent'] = 'pma__recent';
$cfg['Servers'][$i]['favorite'] = 'pma__favorite';
$cfg['Servers'][$i]['table_uiprefs'] = 'pma__table_uiprefs';
$cfg['Servers'][$i]['tracking'] = 'pma__tracking';
$cfg['Servers'][$i]['userconfig'] = 'pma__userconfig';
$cfg['Servers'][$i]['users'] = 'pma__users';
$cfg['Servers'][$i]['usergroups'] = 'pma__usergroups';
$cfg['Servers'][$i]['navigationhiding'] = 'pma__navigationhiding';
$cfg['Servers'][$i]['savedsearches'] = 'pma__savedsearches';
$cfg['Servers'][$i]['central_columns'] = 'pma__central_columns';
  • 赤文字の部分は拡張機能用データベース名(このマニュアルでは、kir000000_pma)を入力します。

4.FTPソフトで編集した config.inc.php をアップロードします。

アップロード

FFFTPの画面左側(お客様PC側)で、編集した config.inc.php を右クリックし、「アップロード」をクリックし、既存のファイルを上書きします。

5.FTPソフトで「(phpMyAdmin をインストールしたディレクトリ)/sql/」を開きます。

ダウンロード

FFFTPの画面右側(サーバー側)で、create_tables.sql を右クリックし、「ダウンロード」をクリックします。

6.テキストエディタで、ダウンロードした create_tables.sql を開きます。

内容を編集

下記の通り編集します。

■ 編集前

-- Database : `phpmyadmin`
--
CREATE DATABASE IF NOT EXISTS `phpmyadmin`
  DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_bin;
USE phpmyadmin;

■ 編集後

-- Database : `拡張機能用データベース名`
--
CREATE DATABASE IF NOT EXISTS `拡張機能用データベース名`
  DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_bin;
USE 拡張機能用データベース名;
  • 赤文字の部分を拡張機能用データベース名(このマニュアルでは、kir000000_pma)に書き換えます。

7.phpMyAdmin にログインし、メインページの上部メニューから「インポート」をクリックにします。

インポート

次の項目を選択します。

アップロードファイルとファイルの文字セット
アップロードファイル 編集した create_tables.sql を選択します。
ファイルの文字セット 編集した create_tables.sql と同じ文字コードを選択します。

フォーマット」が「SQL」になっていることを確認し、「実行」をクリックします。

8.インポートが完了すると、「インポートは正常に終了しました。」と表示されます。

インポートは正常に終了しました。

9.phpMyAdmin にログインしなおします。

phpMyAdmin

メインページの下部の警告が表示されなければ、設定は完了です。

phpMyAdminのご利用方法、各種設定、カスタマイズ等に関してはサポート対象外となります。

ご不明な点はphpMyAdminオフィシャルサイトなどをご参照ください。

■参考URL phpMyAdminドキュメント(日本語)
   https://docs.phpmyadmin.net/ja/latest/

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